【 今日は、でちさんちのでちちゃんとぱぱさんです 】
■ お名前 でち:最初は“弟子”でしたが、なまって現在の呼び名に(笑) ぱぱ:でちの実の父親(現在は河川敷近くの銅像の下で眠っております・・・) ■ 性別 でち:メス 生後2年3ヶ月(もうおばあちゃん) ぱぱ:オス 享年2年 ■ 種類 ジャンガリアン・ハムスター ■ 容姿 ぷりり~(^^; ■ 色 幼少のころ:白 現在:父親に似てきて、灰色/黒/白 ■ 体重 測っていません。 ■ どんなハムスター? 最初は“小娘”そして“女王様”という形容が似合うおてんばハム。 きれい好きで、トイレの後は水あびをする(笑) 寝床と倉庫とトイレを複数持ち、部屋の気候に応じて住みわける。 ■ 特技はなんですか? 皿に入れた水を手ですくって飲む。 寝言を言う。(笑) 家から顔を出し、爆睡しているときに「ぢゅぅぅぅ ぢぢぢっ」と。 何かと思って覗いてみると、単に寝言を言っているだけだった・・・。 ■ 病気や怪我の経験はありますか? あります。 2年間何事もなかったのですが、ある日、左の“ほお袋”が裏返ってから出てきてしまい、とても邪魔くさそうにしていました。 本人はいたって元気なのですが、とても痛々しいので病院に連れていきました。 病院の先生が言うには、「良くあること」らしいです。 全身麻酔をかけて手術するとのこと。 「寿命も近いことですし、小さい動物なので万が一のことがあっても怒らないでくださいね」と言われましたが、お願いしました。 とても親切に丁寧に診察して頂き、5分後にはよろよろしながらも目をあけて手の上で“元気”を主張していました。 その後、切り取って無くなった“ほお袋”に物を詰め込もうとする姿を見ては「おぃおぃ、もうそっちには無いんだぞ」とハラハラしながら過ごしていました。 現在は何事もなかったかのように元気ですが、やはり平均寿命2年のジャンガリアン。だいぶ体力も衰え、まわし車も力なく回っています。 「今年の夏、越せるかな?」 奥さんとの合言葉のようになってしまいました。(^^; ■ 心に残っている出来事はありますか? ぼくら夫婦のキューピットです(^^; 奥さんのとこで生まれた“でち”は、初デートの日にぼくの家にやってきました。 でちに 6畳一間を明け渡し、好き勝手に遊ばせていました。 ぼくが寝ているときでも好き勝手に行動しているので、腹の上を横断したり、髪の毛でじゃれたり、足にかみついたり(笑) 部屋のあちこちに“秘密基地”をつくり、畳は彫られ、柱は傷だらけ・・・ 引っ越しのときは大変でした(笑) |
■ どんな飼い主? でちの人権(ハム権?(笑))を尊重し、普通の家族のように接しています。ペットではありません(^^) 自分のハンドル名にするぐらいだから、そうとう親馬鹿かも(笑) ■ ハムスター歴 7年ぐらい(途中少しブランクあり)。 一番最初に出会ったハムはゴールデンハムスター。 これは4年生きました。 その間12匹の子供を産み、老衰でこの世を去りました。 (里子に出した子供よりも長生きしました・・・) ■ なにかメッセージをどうぞ 必要以上にかまわないこと。 でも、いつも話しかけてあげること。 これが元気に育つ秘訣ではないかと思います。 |
上記は5/30に受け取った紹介用の内容でした。 その後6/2に哀しいお知らせを受け取る事になりました。 ■ 訃報 えっと・・・、ハムの“でち”は、本日静かに息を引き取りました。 ほんとにほんとに静かに。 会社からの帰宅途中に携帯が鳴り、一足先に帰宅していた奥さんからの泣きながらの報告でした。 帰りの電車の中で、出会ってからの思い出にひたり、心の中で“でち”とお別れしました。 そして、二人で“ぱぱ”の眠る河川敷に行き、“ぱぱ”のそばに埋めてあげました。 “でち”がいたからこそ、今こうして二人が生活しているんですよね。 いろいろ楽しい思い出をありがとう。 「仲良くしましょうね」と約束して帰ってきたところです。 ■ ハムスターを飼っている皆さんにメッセージを頂きました。 ハムスターとの別れに関して、その悲しさゆえ「もう飼わない」と思って欲しくない。そういう思いを込めた内容です。 生まれた子供の里親を探しているときにも、「生き物は死んでしまったときに悲しくなるから飼わないことにした」と言われることが少なくありません。 気持ちはわからなくもないのですが、その人は“飼っていたときの気持ちまで無かったことにしちゃうのではないか?”と心配になります。 “でち”は、ぼくたちに楽しい時間をたくさんくれました。 夫婦の会話が“えびちゅ語(漫画です(^^;)”から派生した“でち語”になってしまうほど、ぼくらの生活に密に入り込んでいたのです。 自分たちの食事のときにも、“でち”用に口で細かく食べ物を切り、知らず知らずのうちに小皿にキープしている自分に気づいて笑ってしまうほどです。 もう飼わない。 これって、もっと悲しいかもしれませんね。 時がたてば人間なんて忘れてしまいます。 一緒に過ごした楽しい時間までも・・・。 忘れないというのは、死んでしまったことをいつまでもくよくよしているという意味ではありません。 うまく書けませんが、忘れないでいるためにも、ぼくのハンドル名はこのままだし(笑)、いつも通る道沿いに埋めて、通るたびに 「よっ、ぱぱ元気か? さびしくないか?」 と声をかけてきたように、これからも 「やぁ、でち、ぱぱと一緒に遊んでるか?」 と声をかけることでしょうね。 そして、落ち着いたらまた新しい家族を迎えたいと思っています。 自分たちの子供ができたなら、なおさら動物を飼うでしょう。 生き物を大事にする気持ち。 命の尊さを自然に学びとって欲しいから。 |